ハマチ養殖発祥の地、香川県東かがわ市引田で「ひけた鰤」の出荷が始まりました。
東かがわ市の引田漁港では沖合のいけすで養殖された「ひけた鰤」、約400匹が水揚げされました。
香川県では引田で養殖された重さ4キロ以上のブリを「ひけた鰤」というブランドで販売しています。
29日は地元の小学生が箱詰めの様子などを見学しました。
(見学をした小学生は―)
「ぬるぬるしとってとっても重たかった」
「ひけた鰤のブリをちょっと食べてみたいなと思いました」
2021年は7月から8月にかけて赤潮が発生し、養殖業者は一時餌を止めるなどの対応に追われました。
それでもブリは例年以上に大きく育ち、脂ものっているということです。
(長久/三谷祐生さん)
「例年よりもペースいいですね、今年は全体的に。変わらずおいしい魚なのでおいしく食べてもらいたいなと」
「ひけた鰤」は12月まで7万匹を全国に出荷する予定です。