女性が内視鏡検査を受けやすい環境を作り大腸がんの早期発見や予防につなげようと、香川大学医学部付属病院が女性専門の内視鏡外来を開設しました。
香川大学医学部付属病院によると、大腸の内視鏡検査は肛門から管を入れるため、女性は女性医師を希望するケースが多いということです。
内視鏡検査は大腸がんなどの発見に有用だとされていて、病院は女性がより検査を受けやすい環境を整えることで早期発見や予防につなげたいとしています。
国立がん研究センターのまとめでは、2019年にがんで亡くなった人のうち、女性では大腸がんが最も多かったということです。
(香川大学医学部付属病院 消化器内科/西山典子 医師)
「よりたくさんの方に受けていただいて、死亡率1位の大腸がんから女性を守るために気軽に内視鏡を受けていただければ」
女性専門の内視鏡外来は、坂出市の西山脳神経外科病院にも開設されています。