香川県が新年度の当初予算案を発表しました。新型コロナの感染対策などを盛り込んだ結果、一般会計の総額はこの20年で最大となりました。
香川県の新年度の一般会計当初予算案は総額約4953億円です。2021年度の当初予算よりも192億円ほど増え、この20年では最も大きい額となりました。
「新型コロナ対策」では医療提供体制の整備や経済活動の維持・回復に向けた事業などに198億円余りを計上、2021年度の当初予算よりも約92億円増えました。
また、「かがわDX Lab」の整備など各自治体や民間企業と連携してデジタル化に取り組む事業に約21億7000万円、脱炭素化などの事業に約6億2000万円を計上しています。
県は事業の見直しなどを進めて財政状況の健全化を図りながら、総合計画に掲げた22の重点施策を推進するとしています。
香川県は、新年度当初予算案を2021年度分の約147億円の補正予算案と合わせて2月16日に開会する2月定例県議会に提案します。