山陽新幹線の岡山-新大阪駅間が開業して15日で50年です。JR岡山駅では15日朝、記念式典が開かれました。
式典には岡山県の伊原木知事やJR西日本の関係者らが出席しました。
1972年の3月15日、午前6時5分に新大阪行きの「ひかり52号」が岡山駅を出発し、山陽新幹線が開業。開業当時は、岡山-東京駅間の移動に最短でも4時間10分かかっていましたが、現在は3時間9分まで縮まりました。
開業の約3年後には、岡山-博多駅間もつながりました。JR西日本によりますと、50年間で山陽新幹線を利用した人の数は、累計で約30億人だということです。
(在間隆真リポート)
「記念の入場券を求めて、販売開始の1時間半以上前なのですが、これだけ多くの人が列を作っています」
JR西日本は、山陽新幹線の開業50年を記念した入場券の販売を15日に始めました。
(列に並んでいた人は―)
「きのうの夜8時からここに並んでいます。めったにこういう企画切符っていうのは売られないので」
「よく利用して行った記憶がありますね新大阪まで。(Q.新型コロナが明けたら?)各駅でゆっくり新幹線を使って旅行なんかに行きたいですね」
この他、記念の駅弁や限定のお土産なども駅の売店で取り扱っています。
(JR西日本岡山支社/平島道孝 支社長)
「非常に厳しい環境の中ではありますけれども、岡山開業50周年を迎えることができたのは非常にうれしく思っています。新幹線の発展、それが岡山の町、中四国エリアの発展に貢献できればと思っています」