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車内アナウンスで「思い」伝える 岡山市の路面電車で一般の人のメッセージを放送

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 「思い」を車内アナウンスで伝えます。岡山市の路面電車で、一般の人が録音したメッセージを放送するキャンペーンが行われました。

(アナウンス)
「次は小橋、小橋です。ママの全部が好きです」

 岡山電気軌道が27日まで行ったキャンペーン、「メッセージ伝車」。録音されたメッセージをインターネットで募り、採用されたアナウンスが実際に電車で流れました。

(アナウンス)
「パパ、いつもお仕事ご苦労様です。本当に私たちはパパが大好きですよ。これからもよろしくお願いします」

(乗客)
「びっくりしました!いつもとは違うでしょ。今度は何のメッセージでしょうか」

 次は大学生のメッセージ。思いを伝えたい人は一緒に乗っていませんが、スマートフォンで録画して聞いてもらうそうです。

(アナウンス)
「次は柳川、柳川です。実習中たくさん支えてくれてありがとう。いつも目標を持って自分のことも周りのことも一生懸命頑張っているところが大好きです。これからもよろしくね」

(メッセージを送った大学生)
「彼氏に向けてメッセージを送りました。日常で伝えられる機会も無いので、この機会にと思って。感謝は伝えられたかなと思います」

(アナウンス)
「次は東山おかでんチャギントンミュージアム駅です。僕は電車が大好きです。大きくなったら電車の運転士さんになりたいです」

(メッセージを送った小学生)
「ちょっと恥ずかしかった。(Q.将来の夢は)電車の運転士です!」

 最後は家族と乗車した男性。孫の声を聞こうと、倉敷市児島からおばあちゃんも駆けつけました。

(アナウンス)
「次は終点、岡山駅前です。岡山の街を盛り上げていこうぜ~! コロナに負けるなよ~頑張るぞ~!」

(メッセージを送った男性)
「自分の声って聞くの恥ずかしいんですけど、流れてよかったです。うれしいです」

(男性の祖母)
「じーんと来ました。涙が出てます」

(メッセージを送った男性)
「自分が育ってきた街なので、コロナに負けずこれからも岡山が盛り上がっていけばいいなと思ってやりました!」

 「おかでんメッセージ伝車」では26日と27日の2日間で、約200件の温かいメッセージが放送されたということです。

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