ハワイ沖で漁業などを学ぶ航海実習を行った香川県立多度津高校の生徒たちが18日、約2カ月ぶりに多度津港に帰ってきました。
大分県の高校と共同運航する実習船「翔洋丸」が午前9時ごろ多度津港に入り、保護者や高校の関係者が実習生を出迎えました。
海洋技術科と専攻科の実習生合わせて33人は、2022年1月13日に多度津港を出てハワイ沖でマグロのはえ縄漁業などを行い、メバチマグロなど約14.2トンを水揚げしました。
出港前のPCR検査で全員の陰性を確認した上、マスク着用や消毒など感染対策を行いながら実習を行いました。
(多度津高校 海洋技術科2年/山口哲平さん)
「大きい魚が揚がった時の感動が一番すごかった。自分は漁師になりたいので、この経験を生かして、しっかり上を目指して漁師になりたいです」
(多度津高校 専攻科1年/岩中李久さん)
「エンジンのことについてやロープワークとかも習ったので、生かしていけるかなと思います」