高松市の造船会社がトレーニングジムを開設しました。ここでは、地元の作家のアート作品も楽しめます。
22日、高松市の造船会社「四国ドック」が工場の敷地内に開設したのが「ファミリーズ」です。中にはストレッチ用のマシンなどが並んでいます。
(四国ドック/宗田勝 相談役)
「(最初は)勤める社員やそれを支える家族が健康になるようにという思いがあったんですけれども、地元の皆さま、地域の皆さまともっと接点を持ちたいというところがあって」
入り口の近くには地元の造形作家・ベン山口さんの作品「CAT DOCKYARD/冷凍船被り猫」を展示しています。モチーフは、四国ドックの冷凍貨物の運搬船。
ベン山口さんは、個性豊かな猫たちが船を造る様子を、造船所の廃材なども使って表現しました。
(高松市の造形作家/ベン山口さん)
「工場見学させていただいて、作業員さんが実際に使っている道具とか、細かい部分を忠実に再現して作りました」
(四国ドック/宗田勝 相談役)
「『CAT DOCKYARD』をきっかけに入ってきていただいて、体験して、『なるほど』と思っていただけたら幸いです」
「ファミリーズ」は予約すれば誰でも利用することができ、「1時間の体験」の場合、料金は1000円です。