地域のアートを盛り上げようと四国で活動する作家5人が高松市で展覧会を開いています。
会場には香川県と愛媛県を拠点に活動する5人の作家が手掛けた絵やオブジェ、木工作品など約300点が並んでいます。
パンケーキやプリンをかぶったネコたち。
高松市の造形作家、ベン山口さんの「かぶりねこ」シリーズです。ポップな色合いで気分を明るくしてほしいと約3カ月かけて108点を制作しました。
(野口真菜リポート)
「自分好みのネコをオーダーすることもできます。私は、春らしいものをとお願いしたところ、桜をかぶったネコが完成しました。お団子を持ってお花見をしているようです」
ベン山口さんは、表情の細部までリアルに表現したチンパンジーのオブジェも手掛けました。
このほか、香川県の作家GABOMI.さんが素焼き人形を一度割ってカラフルに再生させた作品や、愛媛県のミカン農家兼イラストレーター・稲葉真一さんによる絵画やミカンジュースも並びます。
(造形作家/ベン山口さん)
「僕たちの作品を通じていろんな方々がつながっていけば僕たちは良いと思っているので、手に取って見てもらって楽しんでもらえればいいかなと思いますね」
展覧会は、3月28日まで高松市丸亀町のギャラリーMIYAWAKIで開かれています。