近年、キャンプがブームといわれています。
テーマパークを運営している岡山県玉野市の企業が、新たにキャンプ場をオープンしました。
(記者リポート)
「こちらは玉野市のおもちゃ王国です。歩いてすぐの場所にキャンプ場が併設されています」
玉野市のおもちゃ王国がオープンしたオートキャンプ場「瀬戸内ナチュラルフィールド」です。
車で乗り入れられるオートサイト40区画とフリーサイトが整備され、管理棟には売店やシャワーが設けられています。土曜日と特別期間の利用料は、サイト1区画4500円と、大人1人1500円・子ども1人1000円です。
おもちゃ王国によりますと、新型コロナの影響を受け、2021年の来園者は感染拡大前の2019年と比べ、約半数の19万人でした。厳しい状況を打開しようと着目したのが、近年のキャンプ人気だということです。
(おもちゃ王国/竹内大器 取締役)
「外での遊びがさらに注目されていることもあり、こういったオートキャンプ場をスタートした」
日本オートキャンプ協会の調べによりますと、新型コロナの感染拡大前、1年間に1回以上オートキャンプ場を利用した人の数は年々増加しています。
おもちゃ王国は、キャンプ場の利用客のテーマパークへの入園料を無料にし、相乗効果を狙っています。
(大阪からの利用者は―)
「設営している最中は子どもがすごい暇で、いろんな所を走り回っているが、ここは遊園地にすぐ行っていい。出入り自由で遊んでいるので時間が無駄なく子どもも暇をしない」
このキャンプ場ではテントや調理器具などのキャンプ用品をレンタルすることもできるため、手ぶらでキャンプを楽しめるということです。