岡山県玉野市のおもちゃ王国に、倉敷市の大原美術館のサテライトパビリオン「大原こども美術館」がオープンしました。
5日はオープンを記念してテープカットが行われました。
(斎藤康之リポート)
「こちらは実際に大原美術館に行ったような気分になれるコーナーです。画面タッチペンで操作すると歩くことが出来て、こちらをタッチすると絵画の解説を聞くこともできるんです」
目玉は大原美術館でも展示されていた現代美術作家・渡辺おさむさんの作品「Sweet Dragon」。美術館では写真を撮れませんが、ここでは撮影が可能です。
向かいには名画のパズルが設置されていて、早速、子どもたちが遊んでいました。
この他にも名画の中に入って写真が撮れるコーナーなどもあり、子どもたちがアートを身近に感じられるようになっています。
(おもちゃ王国/高谷昌宏 社長)
「顔抜きとかがあったり、本当に名画に穴を開けていいのかとか心配な所があったんですが、いろんな絵の中に子どもたちが入っていける、なりきれる、そこから興味を示してくれる、ここが大きなポイント」
(大原美術館/大原あかね 理事長)
「美術館に行かなきゃ(アートに)触れられないというような固定概念が外れて、自由にアートに触れられる場所ってあるんだよって感じていただけることが美術館にとってもいいこと」