「無印良品」を展開する会社がインテリアコーディネートを担当したおしゃれなデイサービス施設が、岡山市にオープンしました。
4月1日、岡山市にオープンしたデイサービス施設「タイオンデイトレ大元」。内装や空間演出を担当したのは、無印良品を展開する「良品計画」です。
(記者リポート)
「こちらのリビングルームには、照明にテーブル、そして椅子など、無印良品が選定した家具がレイアウトされています。カフェのようなおしゃれな空間になっています」
こちらはリハビリ特化型のデイサービス施設です。在宅の要介護、要支援の認定を受けた人が機能回復のリハビリなどを受けます。
家具や照明は「無印良品」のシンプルで温かみのあるコンセプトで統一されています。良品計画がデイサービス施設の空間演出を手掛けるのは全国的にも珍しいそうです。
(タイオンデイトレ大元/尾前斗麻さん)
「より良い空間づくりとは何かを考えた際に、無印良品さんに空間演出のご依頼をしました。『介護を受けたい』と思っている方、『リハビリがしたい、でも施設っぽい所は苦手』と思っているような方々にとっても、安心してくつろげる空間をご提供したいと思いました」
利用者がリラックスできるように、壁には木の板を使っています。また、スタッフのユニホームやペンにもこだわりました。
(介護士は―)
「出勤して明るい気持ちにもなりますし、利用者さんも『すごいええとこやね』って言ってくださって」
(利用者は―)
「明るいからええわ。スタッフさんもみんな明るいから」
「タイオンデイトレ大元」では、こうした快適な空間の元で、仮想現実(VR)を使ったリハビリなどを行っています。
(タイオンデイトレ大元/尾前斗麻さん)
「くつろぎの空間や弊社のご提供するサービスを通して、1日でも長く在宅での生活が続けられるようにお手伝い出来たらなと考えています。地域の方々に多く利用していただき、地域に根差したデイサービスになれればと思っております」