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香川・三豊市の原告カップル「司法は逃げたよう」 同性婚訴訟で大阪地裁は違憲と認めない判決

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 同性同士の結婚を認めないのは「憲法違反」だとして、香川県三豊市の男性のカップルらが国に損害賠償を求めた裁判です。大阪地裁は「現在の法律の規定は憲法違反とは言えない」として原告側の訴えを退ける判決を言い渡しました。

 大阪地裁に訴えを起こしているのは、三豊市に住む田中昭全さん(44)と川田有希さん(37)ら同性のカップル3組です。

 2008年から交際を始め、一緒に暮らす田中さんと川田さんは2019年、三豊市役所に婚姻届を提出しましたが、「不適法」だとして受理されませんでした。

 裁判で原告側は、同性同士の結婚を認めない民法や戸籍法の規定は、憲法が保障する「婚姻の自由」や「法の下の平等」に反すると訴え、国が法改正などを怠ったとして1人あたり100万円の慰謝料を請求していました。

(記者)
「判決では同性のカップルが社会から承認を受け、安心・安定した生活を送る権利に言及した一方、婚姻に類似した制度の創設も含め、まだ議論の過程だとして憲法違反とは認めませんでした」

 判決で大阪地裁の土井文美裁判長は、「同性カップルにどのような保護を与えるかについては議論の過程にあり、婚姻に類似する制度などで緩和することも可能だ」と指摘。

 その上で「現在の法律の規定が憲法違反とは認められない」として原告側の請求を棄却しました。

 全国5カ所の裁判所で争われている同性婚訴訟では、2021年3月の札幌地裁判決が「同性同士の結婚が認められないのは法の下の平等を定めた憲法14条に違反する」と認定していて、判断が分かれました。

(三豊市在住の原告/田中昭全さん)
「(婚姻の)類似制度もあり得るんじゃないかということを立法府にもう一回押しつけたみたいなところだと思っていて、結局司法で判断するのを逃げたというふうにしか僕らは思えなかった」

(三豊市在住の原告/川田有希さん)
「なんかすごい国の姿勢と似ているなと。まさしく司法が国に寄っているんじゃないかという疑いもあるぐらいのそういう受け答えだなと僕は思います」

 原告側は判決を不服として控訴する方針です。

 一方、法務省民事局は「今回の判決は国の主張が認められたものと受け止めている」とコメントしています。



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