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原爆投下から77年 香川で慰霊祭 被爆者は高齢化、記憶の継承は

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 広島に原子爆弾が落とされてから6日で77年が経ちました。香川県でも慰霊祭が開かれました。

 香川県原爆被害者の会が開いた式には被爆者や遺族ら約20人が出席しました。2022年3月時点の香川県の被爆者は217人で、この1年で新たに13人の名前が原爆死没者名簿に記載されました。

 ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続く中、出席者は平和への願いを新たにしていました。

 国のまとめによると、2022年3月時点の全国の被爆者は11万8935人で、平均年齢は84.53歳でした。

(4歳の時 広島で被爆/森岡智子さん[81歳])
「今動けている被爆者は(被爆時の)記憶がない方がほとんどです。だから映像に残っている物を参考にしながら、その時の心情や親の行動を語り継いでいくのがいいのかなと」

(2歳の時 広島で被爆/中村隆さん[79歳])
「77年前にこんなことがあったんだということは許せない。これは絶対になくさないといけないということは、叫んでいきたい」

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