広島と長崎に原爆が投下されて2021年で76年です。戦争の悲惨さを知ってもらうための写真展が高松市で始まりました。
高松市などが毎年開いている原爆写真展です。会場には戦争当時の写真や記憶をもとに制作された絵画など約20点が展示されています。
長崎原爆の翌日に爆心地から1キロ地点撮られた母と子の写真を見ると、やけどで体の一部が黒くなっていて、当時の被害の大きさなどを知ることができます。
また、日本ユニセフ協会大使でサッカー選手の長谷部誠さんが、2019年にロヒンギャ難民のキャンプを訪れた時の写真も展示されています。
戦争の記録だけでなく現在の状況を知ることで命の大切さや平和の尊さを学ぶことができます。
この「原爆写真展」は、高松市のIKODE瓦町で8月11日まで開かれています。