52年ぶりに夏の甲子園ベスト8に名を連ねた香川代表の高松商業。18日の準々決勝を前に選手たちは闘志を燃やしています。
高商は初戦でプロ注目のスラッガー・浅野の2打席連続ホームランなど打線が大爆発。続く3回戦ではロースコアの接戦を制し、52年ぶりのベスト8進出を決めました。
(高松商/浅野翔吾 主将)
「ベスト8の目標は達成したので、ここまで来たら絶対勝ってやるって気持ちが大きくなってます」
高商の準々決勝の相手は、春のセンバツ準優勝・滋賀代表の近江です。チームを引っ張るのは春と夏の甲子園で通算10勝98奪三振のエース・山田陽翔。聖地のマウンドで結果を残し続けるプロ注目のピッチャーです。
(高松商/長尾健司 監督)
「久々に浅野の秘めた力が見られるピッチャーがきた。対決は楽しましてもらいたいな」
(高松商/浅野翔吾 主将)
「世代ナンバーワン投手だと思っているので絶対打ってやるって思い」
さらに山田は3回戦での満塁ホームランなどバットでも結果を残しています。
(高松商/浅野翔吾 主将)
「疲れて寝ていたところで、起きた瞬間に山田選手がホームラン打ったので、完全に目が覚めました」
文字通り目の覚めるような山田のバッティングに対して、3回戦で1失点完投の好投を見せた高商のエース・渡辺和大は――。
(高松商/渡辺和大 投手)
「いいバッターに4打席回ってきて、1本も打たれないってことはほぼ不可能だと思ってるので、抑えるっていう強い気持ちは出し過ぎずに、淡々と投げられたら」
ベスト4を懸けた強敵との一戦に静かな闘志で臨みます。
(高松商/浅野翔吾 主将)
「ここから先はどこと当たっても強い相手なので、近江に全力を注いで一戦一戦いきたい」