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香川県の高校生×東京芸大出身アーティスト 瀬戸内海の環境を考える作品制作プロジェクト始動

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 香川県の高校生が東京芸術大学出身のアーティストらとともに瀬戸内海について考え、作品作りに取り組むプロジェクトが始まりました。

(東京芸術大学 美術学部/橋本和幸 教授)
「今回のテーマは『海は人を愛する』。海環境を考えながら、海のことをもっと知ってもらいながら、3人のアーティストによって展覧会を一緒に作りあげていこうと」

 22日、香川大学で行われた開講式には香川県の高校生19人や、東京芸術大学出身のアーティストらが参加しました。

 香川県と東京芸大は2010年度からアートを通じて地域の活性化や人材の育成に取り組んでいて、これまでに小豆島でのワークショップなどさまざまな事業を連携して行ってきました。

 2022年度は新たに瀬戸内海の環境や「里と海」の関係を考えてアート作品を作り上げる「瀬戸内海分校プロジェクト」に取り組みます。

(演出家・アーティスト 東京芸術大学出身/坂田ゆかりさん)
「若い世代と一緒にものを考えたりとか、新しい作品を生み出していくことをすごくドキドキしながら、でもとても楽しみにしています」

 初日の22日は「瀬戸内海」から連想される情報を、単語とイラストを使いながら書き出して整理していく「マインドマップ」に取り組みました。

 今後、高校生らは瀬戸内海の海岸や島を見学するなどリサーチを進め、12月に予定している展覧会に向けてアーティストの作品作りをサポートします。

(美術部に所属/高校3年生)
「東京芸大っていったらやっぱり日本で一番の美術大学と聞くのですごく緊張するんですけど、いっぱいいろんなことを取り込んで自分の力にしたいと思います」

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