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中学生らが丸亀市が舞台の「ボードゲーム」制作 遊びながら“まち”に関心を 香川

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 遊びながら丸亀の「まち」に関心を持ってもらおうと、中学生らがボードゲームを制作しました。

(記者リポート)
「通町商店街や飯野山など、実際の丸亀市を舞台に、街のにぎわいづくりを体験できるボードゲームです」

 その名も「MARU GAME TOWN」です。サイコロを振ってコマを進め、空いているマスに止まったら店を建てることができます。お金を稼ぎつつ、人の流れと家やマンションの建設を呼び込み、にぎわいを生み出していくという内容です。

 21日は、ボードゲームを作った大手前丸亀中学の3年生と、市民交流活動センター「マルタス」のセンター長、ボードゲーム作家が完成品をお披露目しました。

 マルタスが、地域の若い人に街に関心を持ってもらおうと企画したもので、中学生84人が、ボードゲーム作家のアドバイスを受けながらルール作りやデザインを担当しました。

 週に1回の総合の授業時間や放課後を使って、実際に商店街を訪れ商店主にインタビューするなど、約8カ月かけて制作しました。

(制作した中学生は―)
「実際に街を歩き回って、僕たち自身も新しい発見があったし、それを実際にゲームに組み込むのが非常に難しかった」
「小さいころから、商店街があまり明るくないなという印象があって。丸亀市をもっと明るいものにしたい。そういうふうに思って作ったゲームなので、丸亀市に興味を持ってもらったりとかこのゲームでできたらいいな」

 このボードゲームは、12月以降、マルタスのホームページからデータでダウンロードできるようにする予定です。また、マルタスでは実際にゲームをプレイするイベントも企画しています。

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