年末年始に増える傾向にある飲酒運転を防ごうと、香川県警らが電車を使ったキャンペーンを始めました。
高松市のことでん仏生山駅には、香川県警や高松国税局などから約50人が集まりました。そして、「飲んだら電車!!」「飲酒運転撲滅」と書かれたヘッドマークがことでんの車両に取り付けられました。
ヘッドマークを付けた電車は「飲酒運転撲滅トレイン」として、ことでん全線で2022年12月5日から2023年1月中旬まで運行します。
香川県警によりますと、飲酒運転は、忘年会や新年会のある年末年始に増加する傾向にあります。2022年1月の飲酒運転の検挙件数は30件で、11月時点で、他の月に比べて最多でした。
(香川県警察本部/今井宗雄 本部長)
「今回の年末年始については、行動制限のない形でシーズンを迎えることが見込まれる。飲酒運転をしない、周りの人もさせないということを、キャンペーンを通じて訴えかけていければ」
年末年始、香川県警は飲酒運転の取り締まりを強化するとともに、飲酒運転をしているドライバーなどの情報を受け付ける「飲酒運転根絶BOX」への情報提供を引き続き呼び掛けています。