学食や図書館でキャンパスライフを満喫です。高松市の小学生が将来の進路をイメージするため、大学生活を体験しました。
高松市の鶴尾小学校の5年生15人は校外学習で香川大学を訪れました。
教育学部の学生の案内でまず向かったのは、食堂。普段は給食を食べている子どもたち。25日は自分の好きなものを好きなだけ選ぶことができます。
児童「学校で買い物できるなんて最高やな」
児童「コーラ1本買おう」
憧れの大学生活を満喫します。
鶴尾小学校は、将来の進路について児童にイメージしてもらおうと、3年前から香川大学教育学部の学生との交流に取り組んでいます。学生にとっても、子どもとの関わり方を学ぶ機会になっています。
(教育学部 2年生)
「久しぶりに小学生と会ったらすごくかわいくて、より先生になりたいって思いました」
昼食の後はキャンパスを散策。博物館や図書館を見学しました。
国の調べによりますと、2021年の春に香川県から大学に進学した人のうち、8割近くが県外の大学に入学しました。
県外から香川県の大学に進学した人を差し引いて計算した県外流出率は、全国1位でした。
(高松市立鶴尾小学校/田中義人 校長)
「そもそも子どもたちが、大学というイメージが持てたなら、まず一番地元の大学が身近にイメージできる。まず近くで大学を体験することが価値がある」
(児童は―)
「自分もいつか大学生になった時、自分の目標にちょっとでも近付けるように勉強するのがかっこいい」