岡山県吉備中央町では、児童の数が減っていることから、現在9つある小学校を2025年度に3つに統合します。7日、新しく開校する小学校の校名が発表されました。
7日の会見で吉備中央町の山本雅則町長が発表しました。
新しく開校される予定の3つの小学校です。東部では円城・御北・津賀が統合され、「加賀東小」に。西部では豊野・上竹荘・下竹荘が統合され「加賀西小」、そして南部では吉備高原・吉川・大和が統合され「加賀南小」として開校する予定です。
新しい校名は2023年度、議会で条例案が可決されれば正式に決まります。
町では児童の減少により2022年度、4つの小学校で、2つの学年を一つのクラスにする「複式学級」を導入しています。
適正に小学校を配置しようと、2019年から検討委員会などを立ち上げ再編について検討を進めてきました。今後は開校に向けて、校舎の改修やスクールバスの整備などを進める方針です。
(吉備中央町/山本正則 町長)
「新たに作られた学校という認識なので、今までの学校にない、良かったなと実感できるような新しい取り組みとかカリキュラムであったり、ぜひしていただきたい」