13日から個人の判断に委ねられたマスクの着用。まだ着けている人が多い印象ですが、岡山市のデパートでは着用の緩和により売り場に変化が表れています。
(記者リポート)
「岡山市の北区役所です。きょうからマスク着用は個人の判断に委ねれれますが、訪れるほとんどの人がマスクを着用しています」
(訪れた人は―)
「もうそろそろ外してもいいんじゃないかと思いますけどね。まわりがどうであろうと」
「(人の集まるところでは)私は結構気になるタイプなので、着けるようにはすると思います」
岡山市は13日から市役所を訪れる人のマスク着用は個人の判断とし着用を求めていません。職員に対しても着用は個人の判断としていますが、窓口業務や相談業務に従事する職員については当面の間、マスクの着用を推奨しています。
(岡山市 保健福祉局 感染症対策担当/宮地千登世 局長)
「来庁される方自体は、マスクをされておられる方が多いですし、まだまだご自身を守るためと、まわりの方へのご配慮もあって、マスクを着けておられる方が多いのかなというふうには感じています」
岡山市の岡山高島屋です。岡山高島屋でも13日から買い物客へのマスク着用は求めていません。従業員については、お客に安心してもらうためなどとして、着用を継続するということです。
そんな中、売り場では……。
(化粧品売り場のスタッフは―)
「マスクの(着用)緩和に合わせて、こういった鮮やかなお色味の艶のあるリップ、後はグロスが大変人気なのと、お色の温かみのあるチークが人気が出てきています」
岡山高島屋によりますと、政府のマスク着用緩和の発表以降、化粧品の売り上げが伸びていて、2月は前年比、125%となっています。
特に、マスクで隠れていた部分のメイクアイテムの口紅は約1.5倍、チークは2.2倍以上になっています。
(買い物客は―)
「全然、当分買っていなかったので新しいのを買いに来ました」
「(マスクを外すとなると)そうですね、やっぱり口紅とか欲しいなってなります」
(岡山高島屋 販売部/杉原尚子 課長)
「またこれからマスクが外れることによって、お顔も明るさを増して、お客さまの気分も明るくなると思いますので、大変期待しております」