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病気の子どもや家族の“よりどころ”に 「みらいキューブ」5月にオープン予定 香川・丸亀市

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 病気の子どもやその家族の「よりどころ」となる施設をつくろうと、香川県丸亀市のNPO法人が準備を進めています。

 2023年5月7日に丸亀市にオープンする予定の施設「みらいキューブ」です。闘病で長期入院を余儀なくされた子どもや、その家族を支援するNPO法人「未来ISSEY」が、丸亀市の空き家を改修し準備を進めています。

(NPO法人 未来ISSEY/吉田ゆかり 代表理事)
「病気で悩むお子さんと兄弟、ご家族の方が、前向きになってもらって、今も未来を描けるような場所にしたいと思っています」

 建物の前の広場は、ブロック塀にアートが施され、美しく生まれ変わりました。

 モルタル造形の講師を務める佐藤まりえさんや、近所の人たちが、2月から週末を利用しボランティアで仕上げたものです。

(モルタル造形講師/佐藤まりえ さん)
「(代表の)思いをお聞きして、何か自分たちでもできることがないかと、いろんなアイデアが詰まった楽しい作品になったかなと思います」

 みらいキューブは、病気の子どもやその家族が気軽に集えるカフェを運営します。

 また、長期入院で学習が遅れた10代や、看病のために職場を離れた母親らが、就職に必要なスキルを身に付ける「マイスタースクール」も開催する予定です。

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