22日朝に行われたWBC決勝、岡山・香川からも平日ならでは、さまざまな場所からエールが送られました!
岡山市のスポーツバー、「SPORTS BAR ULTRAS」は、いつもは午後8時開店のところを、22日は朝7時半から店を開けました。
母「息子と彼女です」
彼女「楽しみです」
母「あまり野球分からないんですけど、この雰囲気が好きで」
息子「(この後)部活です(Q.何時から?)9時から。一瞬で抜けちゃいます」
しかしその後、8時になっても試合は始まらず、残念ながら1球も見ることなく店を後にしました……。
WBC決勝が始まったのは、日本時間では平日の朝。高松駅を行きかう人の中には試合が気になる人も……。
(仕事に向かう男性は―)
「きょう仕事です。(Q.出勤途中でも見てましたか?)そうですね、横の人も見てましたし(笑)。ちょっと気になって、(仕事も)浮足立つかもしれないんですけど、絶対勝ってほしいですね」
取材をしていると……。
(帰省する大学生)
「もちろん優勝を願ってますね……あぁ打たれちゃいましたね」
2回、日本はアメリカのターナーにホームランを打たれ1点を先制されます。それでも日本はそのウラ、村上のホームランで同点に。岡山市の店も盛り上がります!
(観戦に訪れた人は―)
「(村上選手は)きのうの一本で吹っ切れたかな」
「本物の世界一は日本であってほしいと思っています。なのできょう『本物』を着てきているんで」
「このために休んでおきました」
その後、1点を勝ち越した日本。4回ウラには、岡本のホームランで貴重な追加点を挙げます!
声援はこんなところからも……。
(記者リポート)
「熱い戦いを、熱い場所で応援しようと、高松市の温泉にも多くの人が訪れています。みなさんテレビに目線釘付けです」
(たまたま会社が休みの人は―)
「家で見るよりはと思って、もう温泉浸かっているのに、鳥肌の立つ試合展開でもう」
午前10時を回り、世の中も動き出す時間に……。
(岡山県/伊原木隆太 知事)
「決勝戦の真っ最中でありながら『おかやまマラソン』の総会のために出席していただきました。ちなみに3対1で日本勝っています」
その後、日本は小刻みな継投でアメリカ打線を抑えていきます。
白熱の試合は1点差で、いよいよ9回の攻防に。しかしここで……。
(観戦に訪れた人は―)
「(11時)30分には出ないと……」
お休みで観戦していた男性、子どもを迎えに行く時間が来てしまい、無念の途中退席です。
(途中退席の男性は―)
「続きはウェブで」
9回ウラ、マウンドには二刀流・大谷翔平が上がります。すると、岡山市のスポーツバーでは……。
(観戦に訪れた人は―)
「みんなで集合しましょう!」
ばらばらに座っていた店の客が集合し、その時を待ちます!
9回2アウトで迎えるはアメリカのキャプテン・トラウト。
(実況)
「大谷か、トラウトか……。最後は大谷翔平が締めくくった。侍ジャパンWBC大座奪還」
【日本 3―2 アメリカ】
(観戦に訪れた人は―)
「熱かったですね~。しかも最後三振だったんで、ありがとうございましたって感じです」
「本当に胸がいっぱいで最高でした。(店の他の客は)きょう初対面でしたけど、関係ない!」
高松市のうどん店でも……。
(旅行で訪れた人は―)
「胸が熱くなりますね、ここのお店の中の皆さんと一体になって、うれしい喜びを分かち合えるっていうのは、なかなか無いことなので、すごく特別な瞬間でした」