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WBC準決勝 日本が劇的なサヨナラ勝ち! 山本由伸投手の地元・岡山県備前市でパブリックビューイング

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 21日朝に行われたWBC準決勝・日本対メキシコに岡山県備前市出身の山本由伸投手が登板し、地元から熱い声援が送られました!

 山本由伸投手の地元・備前市では、山本投手がかつて所属した少年野球チーム、伊部パワフルズのメンバーら約80人が集まりました。

(伊部パワフルズのメンバー[小5])
「中継ぎで、もしかしたら山本投手が投げるかもしれないので、そこに期待していて。(山本投手は)伊部から出ているピッチャーですごく活躍しているので、もっともっと応援したい」
「バッティングでは、吉田正尚選手とヌートバー選手が、逆転ホームランやスリーランホームランを打ってほしい」

 試合は序盤、日本の先発・佐々木朗希が力投し、息詰まる投手戦に。しかし4回表、ツーアウトから痛恨のスリーランホームランを浴び、先制を許します。

 流れを変えたい日本は5回、ついにこの男をマウンドに。

(記者リポート)
「山本由伸投手がマウンドに上がります。地元・備前市からマイアミへ、より強い声援が送られています!」

 2番手で登板した山本は、この回をきっちり0で抑えます。

 会場では山本投手が伊部パワフルズに入団した当時の監督、大饗利秀さんも教え子を見守りました。

(少年野球で山本投手を指導/大饗利秀さん)
「自信をもって投げてくれてると思ってます。いい流れをつくって攻撃に結びつけてほしい」

 その山本は、恩師の期待通りテンポのいいピッチングで流れを引き寄せます。

 すると7回、日本はランナーを2人置いて4番、吉田がホームラン! ようやく追いついた日本ですが、続く8回、好投を続けてきた山本がメキシコ打線につかまり、2点を勝ち越されます。

 点差を1点に縮めて迎えた9回ウラ、先頭の大谷がツーベースヒット! 続く吉田がフォアボールでランナー1塁2塁。打席には村上――。

 村上の一打で劇的な勝利を収めた日本。22日午前8時から、世界一を懸けアメリカと戦います!【日本 6×―5 メキシコ】

(地元の人は―)
「うれしいです! 町中うれしいよ、みんな、備前市全部がうれしいよ! ありがとうね、あなたたちも早くから」

(伊部パワフルズのメンバー[小1])
「めっちゃうれしかったし(日本代表が)あこがれの人にもなった」
「(山本投手は)速くて、ストライクがいっぱい取れてかっこよかった」

(少年野球で山本投手を指導/大饗利秀さん)
「もう市民の誇りで、特にきょうも応援に来てくれていた少年野球の選手の皆さんのいい目標、夢を与えてくれたことに間違いないので、けがなくこれからもどんどん活躍してほしい」

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