2023年7月に高松市で開かれるG7香川・高松都市大臣会合。その歓迎会などで各国の大臣らに振る舞う香川の日本酒の銘柄が決まりました。
高松市で開かれた選定会には香川県の5つの蔵元が1銘柄ずつ出品しました。
国土交通大臣が主催する各国の大臣の晩さん会と、香川県と高松市が主催する歓迎レセプション、それぞれの乾杯用の日本酒を選びます。
各国の大臣らに地元の酒を楽しんでもらい、帰国した後にPRしてもらうことが狙いです。県の観光協会や飲食関係者ら10人が選定委員となり味を確かめました。
(JRホテルクレメント高松/川田美広 総調理長)
「外国の方でも親しめるフルーティーな酒というのは特に見ました」
(香川県国際交流員[イギリス出身]/コリーン・マキョーンさん)
「自分自身も海外の友達も、結構甘口の飲みやすい方が好きなので」
(香川県国際交流員[カナダ出身]/ギド・カルデリニさん)
「やっぱり好きかどうかという点だけです」
選定の結果、大臣の晩さん会用には、琴平町の西野金陵の「金陵 月白 吟醸」。歓迎レセプション用には綾川町の綾菊酒造の「綾菊 AWASAKE 泡菊」が選ばれました。
(綾菊酒造/岸本 健治 代表取締役)
「この機会により多くの世界の方々に知っていただけて、世界に羽ばたくお酒に香川県としてなっていければいいなと思っていますので、今後ともよろしくお願いします」