高松市牟礼町の六萬寺で7日、安徳天皇を偲ぶ慰霊祭が行われ、子どもたちの健やかな成長を願う「源平合戦稚児おどり」が奉納されました。
六萬寺は源平合戦の際、平家一門に連れられた安徳天皇が仮御所にしていたと言われています。6歳で亡くなった安徳天皇の命日(4月22日)に合わせて、毎年慰霊法要が行われています。法要のあと、小学3年生と5年生の5人の女の子が、紫色の袴にえぼし姿のお稚児さんに扮し、子どもたちの健やかな健康を願う「稚児おどり」を披露しました。
また、福を招く「お菓子投げ」も行われ、参拝した子どもたちが楽しそうに参加していました。
踊りを披露した子どもは「お客さんの前で披露したこと、ミスがなくできてうれしかったです」と話していました。
六萬寺では、毎年秋に、地域の小学生男児による奉納相撲も行われています。