5月19日から行われるG7広島サミットの開催に合わせて、JR岡山駅で不審者や不審物への対応訓練が行われました。
JR西日本が従業員の意識を高めようと、岡山県警や岡山市消防局と連携して行った訓練です。
最初の想定は、刃物を持った男がホームで暴れ出したというものです。
乗務員が列車のドアを閉めて乗客の安全を確保した後、通報を受けた警察官4人が男を取り押さえました。
列車内で不審物が見つかった想定の訓練では、駅員が乗客を避難させた後、スマートフォンを使って消防にリアルタイムの映像を送りました。
このシステムは、岡山市消防局が2021年8月に導入しました。消防のアドバイスを受けながら映像を送ることで、消防が現場を特定したり状況を把握したりするスピードがアップするということです。
(JR岡山駅/斉藤丈二 駅長)
「警察消防の皆さま方と、いかなる時もしっかり連携をして、安全にお客さまにご利用いただけるということをしっかりやっていきたい」