岡山県玉野市の中学校で、プロのスタントマンが自転車の事故を再現し生徒に注意を呼び掛けました。
(事故の実演の様子)
「危ないっ! 大丈夫ですか?」
この交通安全教室は自転車に乗る機会が多い中学生に危険性や交通マナーを学んでもらおうと、岡山県警などが開きました。
プロのスタントマンは「二人乗り」や「ながら運転」などの違反や、それによって起こる事故などを再現しました。
(参加した生徒はー)
「怖かったです。周りを見たりルールに気を付けて安全に自転車などを使ったりできるようにしたいです」
「ヘルメットを被るという事だけで事故が少しでも減らせるということがすごく心に残りました」
岡山県警によりますと2023年は4月までに「傘差し運転」や「信号無視」などで自転車への警告が1679件あり、この3割ほどが中高生でした。
中学生で一番多い警告は「二人乗り」だということで、県警は交通ルールを守って安全運転を心掛けてほしいとしています。
(玉野警察署/奥野朋樹 交通課長)
「保護者の方や地域の大人の方も、大人として子どもたちに模範を示していただいて、自転車に乗るときには必ずヘルメットを着用していただきますようよろしくお願いします」