7月のG7香川・高松都市大臣会合を前に香川県警が、外国人観光客が犯罪被害に遭った想定で初動捜査の訓練を行いました。
(訓練の様子)
警察「体形(の特徴)ありますか?」
通訳「大柄です」
訓練は、中国から観光に来た20代の女性が不審な人物に体を触られ、抵抗した時、突き飛ばされてけがをしたという想定です。
高松北警察署の警察官 約20人が参加しました。
(訓練の様子)
「犯人として疑っているわけ? ごちゃごちゃごちゃごちゃうるさいな!!!」
警察官はさすまたなどを使って犯人を制圧しました。今回の訓練は、7月にG7香川・高松都市大臣会合を控えていることなどから、外国人観光客が被害に遭っても対応できるよう行われました。
香川県警には警察官や外部委嘱も含めて、通訳ができる人が90人いるということです。
(高松北警察署 刑事第一課/三井進 課長)
「香川県内でどのような方が犯罪被害に遭われても確実に被疑者を検挙できるようこの訓練を生かしていきたい」