防災について楽しく学ぶことができるデジタルコンテンツが香川県三豊市の小中学校に導入されることになりました。
三豊市の小中学校26校に順次導入される新しい教材「デジ防災」。災害が起き家族と離れ離れになった時にどうすればいいかなどを4択のクイズに答えながら楽しく学ぶことができます。
小学1年から中学2年まで、レベルに応じた80種類のコンテンツが用意されています。
クラスや学校単位の正答率を集計することで、防災知識がどの程度身についているかを把握でき、今後の学習や訓練に生かすことができます。
1回10分程度なので、授業の時間割はそのままに、ホームルームの時間などを使って効率的に学ぶことができます。
印刷技術を使ったさまざまな事業を展開する「凸版印刷」が開発し、以前から防災イベントなどで親交があった三豊市で全国で初めて導入することになりました。
(凸版印刷 中四国事業部/西山郁也 部長)
「子どもたちが興味を持って防災の知識のレベルを上げていくことに力点を置いていまして」
(三豊市/山下昭史 市長)
「子どもたちが率先して、大人の手を引っ張ってでも避難できるような環境をつくっていきたい」