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香川県警の「特別救助班」が訓練 解体する坂出署の旧庁舎を利用

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 解体する坂出警察署の旧庁舎を利用して、危険な災害現場などで人命救助にあたる香川県警の「特別救助班」が訓練を行いました。

 訓練は、地震により倒壊した建物の中に人が取り残された想定です。

 参加したのは、大規模な災害が発生した時に被災者の救助などに当たる、香川県警の広域緊急援助隊の特別救助班など約20人です。

 特別救助班は、四国で唯一2005年に香川県警に設置され、2016年の熊本地震などに派遣されました。

 今回は、厚さ約20cmのコンクリートの壁に穴をあけ、20分ほどで男性1人を救助しました。素早く安全に救助するためには、要救助者への声掛けが重要だということです。

(香川県警察本部 警備課/業天章久 次長)
「今から助けるぞっていうその声で、気力を持ち直したということも聞いたことがありますので、そういう被災者の方に寄り添った救助をしたい」

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