香川県善通寺市で「鑑賞用」の四角いスイカの出荷が始まりました。
善通寺市のJA香川県・筆岡集荷場では217個の「善通寺産四角スイカ」の検査や箱詰めが行われました。
「四角スイカ」は善通寺市の特産品で一辺が約18cmです。生育途中のスイカを鉄の枠に入れることで四角い形にしています。
(四角スイカの生産者)
「今年初めて作ったんですけどうれしいです。作るときは大変でしたけど、今となってはうれしい気持ちでいっぱいです」
2023年は生育期の6月に雨が多かった影響で、2022年に比べると出荷数は6割ほどに減りましたが、品質は変わらないそうです。
(JA香川県 善通寺西瓜部会/山下敏行 部会長)
「日照時間が少ない割には『しま』もくっきりきれいに出ております。ほっと一息をつける、一服の清涼感を与えたい」
このスイカは「食用」ではなく「鑑賞用」で約1年間楽しめます。
7月中旬ごろまで出荷され、関西や東京のデパートを中心に1個約1万円で販売されるということです。