相続税などを計算する時に基準となる土地の価格、「路線価」が発表され、岡山県は2年連続で上昇しました。
岡山県内5657地点の路線価の平均変動率は1.3%で2022年を1ポイント上回り、2年連続で上昇しました。
路線価が最も高かったのは42年連続で岡山市北区本町の「市役所筋・東側」です。1平方メートル当たり164万円となり、2022年より9.3%上昇しました。
県庁所在地の最高路線価で、最も高い上昇率です。
道路を挟んだ岡山市北区下石井1丁目の「市役所筋・西側」も2022年より9%上昇しました。
担当した不動産鑑定士によりますと新型コロナの影響が薄れ、その反動で需要が高まっているということです。
また岡山市中心部では再開発が進んでいることや、ハレノワが完成間近だったことなどが上昇につながったのではないかということです。
一方、倉敷市真備地区の中で西日本豪雨で大きな被害を受けたエリアは0.7%下落しました。