土地取引の目安となる「公示地価」を国土交通省が発表しました。岡山県は3年ぶりに上昇しました。
岡山県全体の平均変動率は0.7%で、3年ぶりに上昇しました。※2022年はマイナス0.1%
用途別では住宅地が0.4%と、28年ぶりに上昇に転じました。※2022年はマイナス0.3%
上昇率が最も大きい岡山市北区下中野では、7.9%の伸びでした。
このエリアの近くでは、国道2号と岡山西バイパスが交わる交差点の立体化が完成し、「岡山環状南道路」の建設が進むなど、利便性の向上が期待されています。
商業地は1.6%と、2年連続の上昇です。※2022年は0.2%
市町村別では岡山市が3.4%、早島町が3.0%伸びました。
調査した不動産鑑定士によりますと、岡山市では中心部の再開発や新しい市民会館のオープンが予定されていること、早島町ではマンションの建設や駅周辺の整備が計画されていることなどが上昇の要因だということです。