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新型コロナ感染者が増加傾向…夏休みに向けて感染対策は? 専門家「体調が悪いときは家で静養を」

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 新型コロナウイルスの5類移行から2カ月、感染者は再び増加傾向です。夏休みを前に、私たちはどう行動すれば良いのでしょうか?

 香川県の「定点把握」データによると、6月26日から7月2日までの新規コロナ患者数は1医療機関平均で6.8人と、5類移行直後(3.1人)の約2.2倍になっています。

 同じく岡山県では1医療機関平均で5.12人と、5類移行直後(1.5人)の約3.4倍になっています。また、岡山市では学級閉鎖が7月に入ってすでに4校出るなど、感染拡大が続いています。

 夏は旅行や帰省など外出の機会が増え、感染拡大が懸念されます。

(川崎医科大学/中野貴司 教授)
「人が移動する中で、人と人との接触の頻度や程度も増すと思いますから、人から人に感染する感染症が広がる可能性はもちろんあるとは思います」

 中野教授によりますと、この夏はヘルパンギーナや手足口病など新型コロナ以外の感染症にも注意が必要だということです。コロナ禍で新型コロナ以外の感染症にかかる機会が少なかったため、他のウイルスに対する免疫が弱くなっている人が多く、体調管理に気を付ける必要があります。

(川崎医科大学/中野貴司 教授)
「ご自身が体調が悪いときには、やはり家で静養していただく。それが他人にうつさないコツだと思います。体調が悪いのに無理に人ごみに出かけていくことは、他人に病気をうつすことになります」

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