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「高齢者にとっては危険…」 5類移行の新型コロナについて岡山県医師会が注意喚起

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 5月8日、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが、季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられました。一方、岡山県医師会は「高齢者にとっては危険な病気」だと注意を呼び掛けています。

 岡山県医師会によりますと、第8波が始まった2022年11月から2023年5月8日までに、岡山県では新型コロナが原因で274人が亡くなりました。このうち263人が70歳以上でした。

(岡山県医師会/松山正春 会長)
「コロナは今では高齢者の病気と受け取っていただけたらいいと思います。高齢者の危険な病気である」

 岡山県医師会は、新型コロナの死亡率は季節性インフルエンザを大幅に上回っているとして「医療機関や高齢者施設では引き続きマスクを着用してほしい」と県民に呼び掛けました。

 また5月8日に始まった高齢者や医療従事者らが対象のワクチン接種についても、「受けてほしい」としています。

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