2023年上期に岡山県で確認された刑法犯の件数が2022年の同じ時期よりも約25%増えていることが分かりました。警察は新型コロナによる行動制限がなくなった影響だと分析しています。
岡山県警のまとめによりますと2023年1月から6月までの上半期に県警が認知した刑法犯は4400件です。2022年の上期より約25%増えています。県警は新型コロナによる行動制限がなくなり人の動きが活発になった影響だとみています。
内訳で最も多いのが全体の約7割を占める窃盗で、とくに自転車の盗難が2022年上期の倍以上に増えています。盗まれた自転車の7割ほどは鍵がかかっていなかったということです。
特殊詐欺については2022年の上期より3件減りましたが、被害額は3200万円ほど増え約2億1200万円となりました。被害者の7割以上が高齢者でした。