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岡山の社長の平均年齢 59.9歳で過去最高を更新 零細企業で世代交代に遅れ

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 岡山県に本社がある企業の2022年12月時点での社長の平均年齢は59.9歳で、前年を0.2歳上回り過去最高を更新しました。

 帝国データバンクが岡山県内の1万5456社の社長の平均年齢をまとめて分析したもので、2000年と比べ3.4歳上がっています。

 都道府県別では全国38位で、中国地方5県では唯一60歳を下回っています。

 業種別の社長の平均年齢は、不動産業が63.1歳と8つの業種の中で最も高く、8業種中、5業種で60歳を超えました。

 年商規模別では、「1億円未満」が平均年齢61.5歳で最も高くなりました。

 中でも70代が24.6%、80代が5.9%を占めていて、小規模・零細企業で高齢社長の割合が高い傾向となっています。

 帝国データバンクは、「ポストコロナを見据えた地域経済の維持・発展には、経営者の世代交代のみならず、起業家の育成や事業承継の支援策も欠かせない」としています。

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