夏の高校野球香川大会。24日の準決勝 第1試合は志度が寒川を下し、決勝進出を決めた。志度の先発・新鞍は13奪三振で完投(レクザムスタジアム・高松市)
志度 5-2 寒川
<スターティングメンバ―>
先攻【志度】
1.中 市場
2.二 瀬尾(常)
3.右 大川
4.投 新鞍
5.捕 瀬尾(麗)
6.一 長谷
7.左 池本
8.三 市ノ瀬
9.遊 山本
後攻【寒川】
1.右 松井
2.中 木村
3.三 平野
4.捕 中道
5.左 井上
6.一 大山
7.遊 高松
8.二 中塚
9.投 向畑
~試合経過~
<1回表>
寒川の先発は背番号1の向畑。
志度の1番・市場は向畑の初球をたたき右中間へのスリーベースヒット、いきなり無死3塁とする。
しかし2番・瀬尾(常)は三振、3番・大川がショートゴロに倒れる。4番・新鞍は申告敬遠、5番・瀬尾(麗)が四球で2死満塁となるも、6番・キャプテンの長谷がピッチャーゴロで先制することができない。
<1回ウラ>
志度の先発は投打の大黒柱・新鞍。
寒川は1番・松井がセンターフライ、2番・木村が三振に倒れた後、3番・平野がサードゴロエラーで出塁、平野はボールが転々とする間に2塁まで進む。続く4番・中道は四球。しかし、5番・井上がサードファールフライに倒れ、先制とはならず。
<2回表>
志度は、1死から市ノ瀬が死球で出塁。9番・山本が送りバントで2死2塁とする。ここで第1打席でスリーベースの市場は申告敬遠。2番・瀬尾(常)がショートゴロに倒れ、得点とはならない。
<2回ウラ>
寒川、6番から始まった攻撃は三者凡退。
<3回表>
志度は1死から4番・新鞍がレフト前ヒットで出塁。その後、2死1・2塁となるも7番・池本がショートゴロ。3イニング連続で得点圏にランナーを進めるも得点ならず。
<3回ウラ>
寒川の攻撃は前の回に続いて三者凡退。
<4回表>
志度は先頭の市ノ瀬が四球で出塁。9番・山本が送りバントを決め、4イニング連続で得点圏にランナーを進める。
その後2死2・3塁となって3番・大川がライトオーバーのスリーベース、志度が2点を先制。さらに5番・瀬尾(麗)・6番・長谷もタイムリーヒットを放ち、この回一挙5得点。
<4回ウラ>
反撃したい寒川は、1死から4番・中道が四球で出塁。しかし5番・井上、6番・大山が打ち取られる。
<5回表>
志度は先頭の池本がセンター前ヒットで出塁。その後2死2・3塁となるも、瀬尾(常)がピッチャーゴロに倒れ追加点とはならず。
<5回ウラ>
寒川は先頭の7番・高松が四球で出塁。しかし、代打・野崎、9番・向畑が連続で三振に倒れるなど、この回も得点ならず。寒川は5回終了時点でノーヒット。
<6回表>
志度は先頭の3番・大川がセンター後方への大飛球を放つも、寒川のセンター・木村が好捕。志度はその後、新鞍、瀬尾(麗)の連打で1・2塁のチャンスを作るも後続が倒れ得点ならず。
<6回ウラ>
ここまでノーヒットの寒川は、2死から4番・中道がライト線に落ちるツーベースヒット。しかし、志度の先発・新鞍がこの日10個目の三振を奪い、このピンチを切り抜ける。
<7回表>
志度、8番から始まった攻撃はこの試合初めての三者凡退。
<7回ウラ>
寒川の攻撃。志度の新鞍はこの回も2つの三振を奪い三者凡退。
<8回表>
志度の攻撃は2番からの好打順も三者凡退。
<8回ウラ>
反撃したい寒川は、2死から2番・木村がチーム2本目のヒットとなるレフト前で出塁。続く平野が死球で1・2塁となるが4番・中道がライトフライに倒れる。
<9回表>
志度は2死から7番・池本がレフト前ヒットで出塁。しかし後続が続かず無得点。寒川の先発・向畑は4回以外は志度に得点を許さず。
<9回ウラ>
寒川は1死から6番・大山が三塁線へのツーベースヒットで出塁。その後、1死満塁とチャンスが広がり、9番・向畑が浅いレフトフライ。3塁ランナーはタッチアップできずも送球がそれる間に寒川が1点を返す。
なおもチャンスで1番・松井がタイムリー、3点差とする。しかし、2番・木村がショートゴロに倒れ試合終了。志度が決勝進出を決めた。
志度の先発・新鞍は13奪三振で完投。