夏の高校野球・香川大会。堅実な守備でチームを引き締めるショートが「たまらん」プレーで高松北を10年ぶりのベスト4へ導きます!
高松北、野原良維。ショートの「堅実」な守りが持ち味でチームを守備から支えます。
(高松北/野原良維選手[3年])
「ショートって内野の要って言ってもいいくらい大事なポジションだと思う。自分が内野とか外野を1番に引っ張っていかないといけない」
そんな野原には憧れの選手が……。
(高松北/野原良維選手[3年])
「自分ショートを守っているので源田選手(西武)のたまらんプレー集みたいな、こういうプレーしたいなって思いながら」
(高松北/野原良維選手[3年])
(Q.目標は?)「一戦必勝で、優勝して甲子園に」
10年ぶりのベスト4とその先の目標へ……。「たまらん」守備で勝利を導け!
高松北は先制して迎えた1回ウラ2アウト3塁2塁のピンチ。ここはショートゴロを野原が軽快にさばいて3アウト! 得点を許しません。
2回ウラノーアウト1塁で寒川に盗塁を仕掛けられますが、ここはキャッチャーからの送球を野原が2塁でタッチアウト! チームを盛り立てます。
試合は緊迫した投手戦となり、同点で迎えた8回ウラ2アウト2塁のピンチ。寒川の3番平野が打ったボールは野原の頭上を越えレフトへのタイムリーヒット、勝ち越しを許してしまいます。
そして9回表2アウト、野原が打席へ入るも……レフトフライ。ベスト4まであと1歩のところまで迫りましたが、届きませんでした。【寒川 2-1 高松北】
(高松北/野原良維選手[3年])
「本当に悔しいです……。でも、このチームで戦えてよかった。つらいこともあったんですけど、楽しかったです」