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利用が低迷するJR在来線の活性化へ 高校での出張販売やアンケートの実施など報告 岡山

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 利用が低迷している岡山県のJRの路線の活性化について話し合う協議会が開かれました。

 協議会では、岡山県と市町村、JR西日本などが、沿線の自治体から要望があった赤穂線、姫新線、因美線の利用促進について2022年の8月から話し合っています。

 25日は、各路線のワーキングチームから、高校で通学定期券の出張販売を行ったことや、利用者アンケートを実施し、移動ニーズの把握を行ったことなどが報告されました。

 そして、今後は、沿線の自治体が連携したイベントの実施や、利用促進の成功事例の現地視察を検討していきたいとしています。

 JR西日本は、2022年4月、利用者が特に少ない赤字路線を発表しました。岡山支社管内では芸備線、因美線、姫新線が対象でした。

 このうち、JR西日本は芸備線の一部区間について、存続やバスへの転換などを話し合う再構築協議会の設置を国に要請する意向を8月2日に明らかにしています。

(JR西日本岡山支社 地域交通/渡辺孝 課長)
「利用促進を行うということでございますので、それに向けてみなさま方と話し合っていく」

(岡山県 県民生活交通課/森晃章 課長)
「(JRが芸備線の)一部区間、国の方に再構築協議の要請をしたいというふうには言われた。それ以外の路線については、そういった話は聞いておりませんので、我々としましては、まずは維持というところで取り組んでいきたい」

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