利用客が減っているJR芸備線などの利用促進を図ろうと、沿線の自治体の議員連盟が19日、設立されました。
(新見市議会/榎日出男 議長)
「中山間地域の交通移動につきましては、守っていかなければならない」
「JR芸備線、姫新線、因美線の利用促進と存続をめざす議会議員連盟」には、津山市や新見市、鳥取県智頭町など沿線の8つの自治体の議会が参加しています。
19日は、津山市で設立総会が開かれ、会則などを決めました。
JR西日本は利用者が特に少ない赤字路線を公表していて、岡山支社管内では「芸備線」「姫新線」「因美線」の3路線となっています。
特に芸備線では、備中神代駅と東城駅の間で1列車当たりの平均通過人数が、2019年度は7人と厳しい状況です。
議員連盟では、今後、地域産業での利用など利用促進につながる企画提案などを行い、3路線の存続を目指します。
(会長に選任された 津山市議会/中島完一 議長)
「どういうふうな形ができるかいうのをしっかり模索していきたい。JR本体に対しても要望活動をしていきたい」