プロ棋士による将棋の公式戦が16日、高松市で開かれました。
高松市のサンメッセ香川で行われたのは、「将棋日本シリーズ」第44回JTプロ公式戦の2回戦第3局です。
「将棋日本シリーズ」は12人の選ばれた棋士が毎年6月から11月にかけて全国各地で対局する大会で、香川県では2年連続の開催です。
対局したのは大会シードの渡辺明 九段と1回戦で稲葉陽 八段を破った佐藤天彦 九段です。
2人のこれまでの対戦成績は渡辺九段の16勝7敗となっています。名人経験者同士の注目の対局を将棋ファンや親子連れなど約800人が見守りました。
対局は激しい攻防となりましたが、先手の渡辺九段が最後まで主導権を譲らず、141手で勝利しました。
(観戦した小学生は―)
「両方、守りがすごく堅くて、すごい熱戦だったから、おもしろかったです」