2024年4月から時間外労働の上限規制が適用される運輸業や医師などの働き方を考える会議が高松市で開かれました。
香川労働局が事務局を務め、香川県内の経済団体や労働組合などで構成する香川働き方改革推進会議。19日は、構成団体の代表が、働き過ぎのない社会を目指す「共同宣言」に署名しました。
建設業・運輸業・医師は、今まで猶予されていた時間外労働の上限規制が2024年4月から適用されます。
これらの業種では、他に比べて労働時間が長く、成り手不足や労働者の高齢化などが問題となっています。
会議では、短い工期での発注や、繰り返しの再配達がある場合など、事業者の努力だけでは長時間労働の是正は難しいという意見が出ました。
そして、「働き過ぎ」をなくすには、取引先や消費者を含めた、県民全体の意識変化が大切だと確認しました。