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四国新幹線は「住み続けたい」まちづくりにつながるか 専門家招いた勉強会 高松市

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 四国4県などが国に整備を求めている「四国新幹線」について理解を深めようと専門家を招いた勉強会が高松市で開かれました。

 勉強会には香川県や高松市の職員ら約100人が参加し、公共交通に詳しい富山大学の特別研究教授・金山洋一さんが講演しました。

 「四国新幹線」は1973年に策定された「基本計画」のまま止まっていて、四国4県などは着工を前提とする「整備計画への格上げ」を国に求めています。

 15日の勉強会で金山さんは、2015年に北陸新幹線の長野ー金沢間が開通した後で沿線自治体では移住者や税収が増えたり、出生率が高まったりしたことを紹介しました。

 その上で、金額に換算できる経済効果だけでなく、「住み続けたいと思えるまちづくり」につながるか、さまざまな波及効果を見極める必要があると述べました。

(富山大学/金山洋一 特別研究教授)
「自分たちの四国を将来どのように位置付けてどのような交通環境に置いておくのか、総合的に見ながら判断していくべき」

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