基本計画の策定から2023年で50年となった「四国新幹線」の実現に向けて、四国4県の知事らが国交省を訪れました。
四国4県の知事をはじめとする「四国新幹線整備促進期成会」のメンバーらが国交省を訪れ、四国への新幹線導入に向けての要望書を提出しました。
今回の要望書では、四国新幹線を「基本計画」から着工を前提とする「整備計画」へ格上げするための「法定調査」の再開や国からの「新幹線整備費」の増額などを求めています。
四国新幹線を巡っては以前、香川・愛媛・高知の3県が瀬戸大橋を渡る「岡山ルート」を求めるのに対して、徳島県は大鳴門橋を通る「淡路島ルート」での実現を求めるなど4県の足並みはそろっていませんでした。
そんな中、5月に徳島県の後藤田知事が「淡路島ルート」の撤回を表明したことで、「岡山ルート」での実現を四国4県で目指す方針となりました。
(四国新幹線整備促進期成会/佐伯勇人 会長)
「秋から来年の予算編成があるので、そこに向けてしっかりと胸にとめて検討していきたいという言葉を頂戴した。進み始めたなという風に私個人としては受け止めている」