愛媛県で四国知事会議が開かれ、四国新幹線の早期実現に向けて4県が一丸となって国に調査を求めていく方針などが確認されました。
四国知事会議は愛媛県大洲市で開かれました。
この会議は、4県の連携強化を目的に各県持ち回りで毎年開かれているもので、今回は、四国の鉄道網のあり方など6つのテーマについて国に対する緊急提言が採択されました。
四国新幹線を巡っては、これまで徳島県だけが求めてきた淡路島を通るルートについて、5月下旬に後藤田知事が撤回する考えを示していました。
（徳島県／後藤田正純 知事）
「徳島駅で四国新幹線の夢が一時停止していたように思います。四国4県がひとつになって現実的な夢にスタートしたい」
今後は瀬戸大橋を通る「岡山ルート」での実現を、四国4県が一致して国に働き掛けることになりました。
（香川県／池田豊人 知事）
「4県一丸となった国への法定調査の実施をこの機に一緒に強く働きかけていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します」
