香川県は2024年度の当初予算について各部門からの要求状況を取りまとめました。
要求額は、約4876億円で2023年度と比べると約6億8千万円下回りました。要求額が前の年度を下回るのは7年ぶりです。
要求額の減額が大きかったのは、健康福祉部です。要求額は867億円で2023年度より約136億円減りました。新型コロナが2023年5月に5類に移行したことで検査体制や医療提供体制の整備などにかかる対策費が減少したことが要因です。
一方、大きく増額したのは、教育委員会で2023年度よりも約147億円多い約1028億円の要求となりました。教職員の給与や手当の引き上げ、定年の延長による人件費の増加や建設中の県立アリーナの工事費約90億円などが含まれています。
香川県の2024年度の一般会計当初予算は、2024年1月に行われる知事調整を経て2月定例県議会に提案される予定です。