5年後の料金統一をめざしている香川県の水道料金についての審議会が開かれ、高松市の料金体系を軸に進めることが確認されました。
この審議会は、統一の時期や料金について有識者の意見を聞くためのもので、大学教授や消費者団体の理事ら9人が参加しました。
統一料金について香川県広域水道事業団では、浄水場や水道管の改修資材の高騰などを理由に、標準的な家庭で当初の予定の月額2900円より高くなる見通しを示しています。
22日の審議会では、統一の時期について2028年度とすることが確認されました。
また、料金については、需要者が最も多い高松市の料金体系を軸に統一していく方針を決めました。
高松市は、料金を統一する16の市と町の中で、口径13mmの水道管利用者の料金は3番目に安い水準です。
(水道事業等審議会/安藤茂 会長)
「(水道を)いかに持続可能なものにしていくかより、基盤強化をどうやってやったらいいのかを念頭に置きながら議論をしたい」