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小学校の危険な通学路 対策が必要な1475カ所の約9割で安全対策を完了 香川県

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 2021年に千葉県八街市で下校中の小学生の列にトラックが突っ込んだ死傷事故を受け、香川県内の小学校152校の通学路で行った一斉点検で「対策が必要と」判断された1475カ所のうち、香川県教育委員会、香川県、香川県警は、2023年9月末までに88.7%にあたる1308カ所で対策を実施したと発表しました。

 このうち、教育委員会や学校は、通学路の変更やボランティアなどによる見守り、警察は横断歩道の新設や信号灯のLED化などの対策を全て終了しました。

 県によると、国や県といった道路管理者などが対策をする残り167カ所については予算編成や用地の買収などに時間がかかるため、ポールを立てたり防護柵を設置したりといった暫定的な安全対策をしていて、それも含めると全ての箇所で何らかの対策を講じているということです。

 道路管理者などは今後も対策を進めていくということですが、全ての箇所の対策が完全に終了するめどは現時点で立っていないということです。

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